早生まれと学年のしくみ

4月1日に生まれた子は、4月2日に生まれた子より、1つ上の学年になります。誕生日が1日違うだけで学年が変わるのは、法律の数え方がそうなっているからです。

同じ学年になるのは、4月2日から翌年4月1日までの生まれ

2026年度(2026年4月から2027年3月)に小学校へ入る子は、2019年4月2日から2020年4月1日までに生まれた子です。1月から3月に生まれた子と、4月1日に生まれた子は「早生まれ」と呼ばれ、前の年の4月2日以降に生まれた子と同じ学年になります。

学年ごとの生まれた日は、年齢・干支・学年の早見表の学年早見表で調べられます。

4月1日生まれが前の学年になる理由

理由は、法律の2つの決まりを組み合わせるとわかります。

1つめは、学校教育法第17条です。保護者は、子が「満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初め」から、子を小学校に就学させる義務を負います。学年は4月1日に始まります(学校教育法施行規則第59条)。

2つめは、年齢の数え方です。法律の上では、誕生日の前日が終わるときに年を取ります(詳しくは、数え年と満年齢のちがいに書いています)。

この2つを、4月1日生まれの子に当てはめます。満6歳に達するのは、誕生日の前日の3月31日です。その翌日の4月1日以後で、最初の学年の初めは、4月1日そのもの。だから、その年の4月に1年生になります。

4月2日生まれの子は、満6歳に達するのが4月1日です。その翌日の4月2日以後で、最初の学年の初めは、翌年の4月1日。入学が1年遅れます。2020年に生まれた子で並べると、次のようになります。

2020年生まれの子が小学校に入る時期
生まれた日満6歳に達する日(法律上)小学校に入る時期
2020年1月15日2026年1月14日2026年4月
2020年3月31日2026年3月30日2026年4月
2020年4月1日2026年3月31日2026年4月
2020年4月2日2026年4月1日2027年4月
2020年12月31日2026年12月30日2027年4月

入学の年が分かれるのは、4月1日と4月2日の境目だけです。

同じ学年の中に、約1年の差がある

同じ学年の中で、いちばん年上は4月2日生まれ、いちばん年下は翌年の4月1日生まれです。日数にすると、364日(うるう日をはさむ学年は365日)の差があります。保育園や幼稚園のクラス分けも、4月1日時点の年齢で分けるのが一般的です。

学年が上がっても、この区切りは変わりません。小学校から高校まで、1年ずつ進みます。成人式も、多くの自治体で、4月2日から翌年4月1日までに生まれた人を、同じ年の対象にしています。

年度と暦年のちがい

学年は「年度」で数えます。年度は4月1日に始まり、翌年の3月31日に終わる期間で、2026年度は2026年4月1日から2027年3月31日です。1月から3月は、年度では前の年に属します。2027年3月に卒業する人は、2026年度の卒業生です。

履歴書の学歴には、入学と卒業の年を、暦年(1月から12月)で書きます。入学は4月、卒業は3月と覚えておくと、年を間違えにくくなります。

よくある質問

4月1日生まれは、早生まれですか?

早生まれです。1月1日から4月1日までに生まれた子を、早生まれといいます。前の年の4月2日以降に生まれた子と、同じ学年です。

同じ学年で、いちばん年上の誕生日はいつですか?

4月2日です。いちばん年下は、翌年の4月1日です。この2人は、364日(うるう日をはさむ学年は365日)違います。

学年の区切りは、法律で決まっていますか?

小学校の学年は、4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる、と学校教育法施行規則が定めています。入学の時期は、学校教育法第17条が、満6歳に達した日の翌日以後の最初の学年の初めと定めています。

出典・参考

最終更新: 2026-10-04